日本人の生産性が低い理由
統計の取り方にもよるが、日本はアメリカと比較して人口当たりの会社数が19%も多い。
人口比で会社数が多いということは企業規模が相対的に小さいことを意味しており、実際、中小企業で働く労働者の比率は
アメリカよりも高い。つまり、日本は人口に比して会社数が多いということだが、
原因の1つが中間マージンを取ることだけを目的にするムダな事業者の存在である。
元請け、下請け、孫請け、それぞれの企業に管理部門が存在しており、その分だけ人件費が余計にかかる。
各企業は利益を上げる必要があることから、再委託されるたびに業務の付加価値は減っていく。
中抜きを排除するなど産業構造をシンプルにするだけで賃金は大幅に上昇し、余剰となった労働力が他の生産に従事すれば、GDPの絶対値も増える。
https://toyokeizai.net/articles/-/367691
出典:tk.ismcdn.jp