「いやぁ、ピン子さんにはほとほと困りました」
’21年4月に95歳で亡くなった脚本家の橋田壽賀子さん。その橋田さんが’92年に設立した橋田文化財団に近い関係者からこんな声が聞こえてきた。ピン子さんとはもちろん泉ピン子(76)のことだ。
「ピン子さんが、『私は橋田(壽賀子)先生に一番愛されていたし、私が先生を看取った。だから私は先生の遺産をもらう権利がある』と主張しているのです」
~略~
「橋田さんの遺言書に書かれていたのは、《財産は橋田財団に寄贈します》だけで、遺産も含めてすべて財団に渡されることになっていますが、ピン子さんはそのことを承知の上で、『石井さんが何かインチキしているんじゃないか』とまで言っているようなのです。
財団には元TBSの関係者も役員に名を連ねており、ピン子さんは自分の息のかかったTBSの人間を使って財団にゆさぶりをかけているみたいです」
「石井さん」とはテレビプロデューサーの石井ふく子氏(97)のことで、現在フリーだがTBSの社員時代から『渡鬼』のプロデューサーを務め、橋田さんとは長くタッグを組んでいた。石井氏もたしかに”橋田ファミリー”の一員といえるのだが、なぜピン子の矛先が向いているのか、その理由も判然としないという。
そもそもの話になるのだが、橋田さんはピン子と本当に親しかったのだろうか。
「橋田さんが『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系・’17年12月24日放送)に出演したときにピン子さんとの関係を聞かれ『全然友達じゃありません』と語っています」(ワイドショースタッフ)
橋田文化財団に事実関係を問い合わせたところ、
「泉ピン子氏は、当財団の業務には関与しておらず、ご質問のような事実もございません」
と回答。一方のピン子所属事務所からは回答を得られなかった。橋田さんは草葉の陰でいま何を思っているのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef59123263daad1630c637d14b150f6e2f4af25f