ドライブレコーダーの普及につれて、「ドラレコ搭載車」や「録画中」のステッカーが同様に広まってきた。車のリアウインドーに貼って、後ろを走る車のドライバーに「ドライブレコーダーを搭載していて、録画していますよ」という旨を知らせるものだが、これらステッカーが一部のドライバーの反感を招いているようである。なぜ嫌がられるのか。なぜ嫌がられても貼るドライバーが増えているのか。また、掲示義務はあるのかなどについて解説したい。
これはもう、単純な人間心理であろう。純真無垢(むく)で無警戒な心持ちのところに、いきなり「悪いことするなよ」という警告を突きつけられたら、普通の人なら「そんなこと最初からするつもりはない」という反感が、大なり小なり湧き上がるはずである。ネット上に散見されるそれら怨嗟(えんさ)の声の中には、「録画中ステッカーを貼っている車に限って運転が危ない」などの非難もあり、さらにそれに対して「『運転が危ない』と感じられるほど車間を詰めて走っているおまえの運転の方が危ない」との反論があり、もう泥沼である。
そもそもあおり運転さえこの世に存在しなければ生まれなかった悲しい争いなのだが、そうは言っても始まらない。運転中は、多くのドライバーがそうであるように、非常にイライラしやすい心理状態にあるため、ステッカーのメッセージに過敏に反応してしまうという部分はあるかもしれない。
Merkmal
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