3月17日に封切られた映画『シン・仮面ライダー』(庵野秀明脚本・監督)の興行収入と観客動員数が、伸び悩んでいる。
1971年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダー』の、生誕50周年を記念した本作は、池松壮亮が主人公の本郷猛/仮面ライダー、
浜辺美波がヒロイン・緑川ルリ子、柄本佑が一文字隼人/仮面ライダー第2号役として出演している。
庵野氏が手がけた『シン』作品といえば、『シン・ゴジラ』(総監督)が興収82.5億円、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(脚
本・総監督)が興収102.8億円、『シン・ウルトラマン』(企画・脚本)が興収44.4億円の大ヒットを記録。しかし、今作は『シン・
ウルトラマン』との対比で観客動員が53.9%・興行収入で54.5%という出足で、Snow Man・目黒蓮主演の恋愛映画『わたしの幸せな
結婚』にトップを奪われ、2位発進となった。
「プラーナ」やショッカーによる「ハビタット世界計画」など、よくわからない用語が当たり前のように登場するのは、いかにも庵
野作品らしいが、
《薄暗いところで、どうやら戦っているようだ…と思っていたら急に爆発…何をやっているかわからない》
《浜辺美波はかわいいが仮面ライダーの2人は致命的に華がなかった》
《カメラ揺らしたり、ピント外したり、いきなり画質落ちたりするので台無し》
《CGが酷かったねぇ…》
《オリジナルに執着する故に妙なレトロ感やチープさも付き纏う感じがした》
と、レビューサイトでは辛らつなコメントも目立つ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b414e687911e474b07dbf74006e9e5285adef40