小林製薬は24日、健康被害の恐れがある米こうじの一種「紅こうじ」について、飲料や食品メーカーなど約50社に供給していたと明らかにした。日本酒や菓子への使用を想定し、食品原料を扱う商社を通じて2016年から販売していた。
小林製薬は、紅こうじのサプリを摂取した40~70代の男女13人から腎疾患などの報告が出ているとして、約30万袋を自主回収する。ただ、同社の生産量全体のうち自社で使用していたのは2割程度で、残りの8割は飲料や食品メーカーに供給していたという。
出典:www.kobayashi-vs.co.jp