ポキッと折れたように倒れたビル 「どうして」救助を待つ人の嗚咽
ビルが根元からポキッと折れたように倒れていた。隣にあった木造とみられる建物が、ビルの重さで押しつぶされていた。
その押しつぶされた建物に向かって、「どうして」「どうして」と泣きながら声をかけ続け、救助を待つ親族とみられる人の姿があった。その嗚咽(おえつ)を、時折通りかかる救急車や消防車のサイレンの音が、かき消すように通り過ぎていった。
朝日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/1662addf22528aa3d4c53ea4a91e0fb10606e903