会場建設費も、当初、1250億円だったが、2020年に1850億円、さらに今年10月には「最大2350億円」に上振れすることが公表され、国民の間では日に日に「中止」の声が高まっている。「X」でも「#万博中止」がトレンド入りした。
では、仮に万博を中止した場合、どれくらいの補償が必要になるのだろうか。
「参加国に対する補償」という項目があり、そこには《本博覧会の開催を中止した場合には、開催者は、参加を受諾した国に対して、本博覧会への参加により直接生じた妥当性のある費用を補償する》と書かれてある。
現在(2023年4月13日~2024年4月12日)の補償上限額は2億3239万2000ドルだ、日本円にして約350億円、奇しくも建設費増額の大きな原因になった、世界最大級の木造建築物「リング」の建築費用とほぼ同額である。
自見英子(はなこ)万博担当相の「リングの上に屋根をつけてもらうことで、日よけの熱中症対策として大きな役割を果たす。雨よけにもなる」と大顰蹙をかった国会答弁もあったが、マスコミ各社の世論調査で半数以上が中止を求めている以上、その声に応えてもいいのではないか。
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出典:data.smart-flash.jp