近年、環境への配慮や経済的な問題から洗濯をしない人々が増えてきているという。彼らにとって1週間同じパンツを履いたり、1枚の服を2週間着たりするのは当たり前。あなたは耐えられますか?
ティムは、コロナのパンデミック中にリモートワークになったとき、服装はリラックス志向でいくことにした。それがきっかけで、衣類の洗濯にかける時間とエネルギーが負担だと思うようになった。
「2人目の子が生まれて、全体的にやることが多すぎる時期だったんです」と彼は言う。
「自分の生活から省略できるものは何でも減らしていこうと思って、それができるのが洗濯だったのです」
もうオフィスに出勤しなくてもいいとわかったので、清潔な服を着る必要もないんです。問題ないですよ。ビデオ通話では他人から見られるのは上半身だけだし。いずれにせよ、仕事中の半分はカメラをオフにしていますから」
少なくともパンツだけは毎日きれいなものをはいているのだろうか?
「パンツは1週間いけます」と彼は答える。
「どうやったら……」と私はドギマギしながら訊いた──「1週間同じパンツをはいていられるんですか?」。
「基準をうんと下げればいいだけです」
クーリエ・ジャポン
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba56acc1376be23985cb39cb78d3c497b116fb1