当時19歳だった被告が夫婦を殺害するなどした甲府殺人放火事件の裁判で、犯行の引き金となった被告と夫婦の長女とのやり取りなど犯行までの経緯が明らかにされました。
裁判は当時19歳で定時制高校に通っていた遠藤裕喜被告(21)がおととし10月、甲府市の住宅で50代の夫婦を殺害し夫婦の二女も殺害しようとしたとして殺人などの罪に問われているものです。
9日の裁判で、検察側は犯行の4日前に好意を寄せていた夫婦の長女からラインで「お付き合いはできません。デートも断らせてください。本当にごめんなさい」などとメッセージがあり、被告のラインがブロックされた直後に犯行を決意したと説明。
当初は、長女を拉致して拷問しようと考え、 ラインをブロックされた日になたやハンマー、ペンチなどを購入したと指摘しました。
被告は拷問や拉致する方法についてインターネットで調べるなどして準備していましたが、犯行の前日、拉致するため長女を待ち伏せする最中、友人と親しくする長女を見て家族を殺害する計画に変更したとされています。
このほか、検察側は被告が空き家での逃亡生活を想定し、事前に毛布や大量の食料品などを購入していたことも指摘しました。
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