3年前、甲府市で2人が殺害され、住宅も放火された事件で死刑判決が言い渡された当時19歳の被告が、弁護士が2月1日に行った控訴を、取り下げたことが関係者への取材で分かりました。これで被告の死刑が確定しました。
甲府市の定時制高校に通い当時、19歳だった遠藤裕喜 被告(21)は、3年前、一方的に好意を寄せていた女性が暮らす市内の住宅に侵入し、50代の両親を殺害したほか住宅を全焼させたなどとして殺人や放火などの罪に問われました。
被告は、2日に接見したNHKの取材に対して「きのう、控訴取り下げの紙を担当者に出した。後悔はしていない」と述べ、「遺族に申し訳ない」と泣き出しました。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240202/k10014344441000.html