子どもを持たない人の増加は、少子化による人口減少を招くだけでなく、家族による支え合いを前提とした社会保障制度の破綻に繋がりかねません。
例として、2023年に53歳になる女性が子どもを持たない割合を見ると、他の先進国が1~2割程度であるのに対し、日本は27%と突出してしており、女性の4人に1人は生涯子どもを持たない計算です。
さらに、国立社会保障人口問題研究所が2023年に公表した『将来人口推計報告書』では、「2005年生まれで2023年に18歳になる女性が、50歳になった時点で子どもを持たない割合は42%になる」という予測が発表されました。42%というと、少なめに見積もっても、女性の3人に1人は生涯子どもを持たないことになります。また、男性の場合は、女性より未婚率が高く、最大5割程度、男性の2人に1人が生涯で子どもを持たない人生を送ることになりそうです。
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https://gentosha-go.com/articles/-/55032
生涯独身でいいと考える人の割合の推移
出典:gentosha-go.com