ファミ通の国内パッケージ版集計によると、シリーズ前作となる『ファイナルファンタジーVII リメイク』は初週で約70万本が売れているが、
「リバース」は約26万本に留まっており、60%以上売上が減少しているのだ。
「リバース」は世界的に評価も高く、さまざまなレビューを集積するサイト「Metacritic」では93点のメタスコア(平均点/3月17日時点)を
記録している。にもかかわらず売上は芳しくない。なぜなのだろうか?
●理由としてまず考えられるのが、ゲームをプレイできるハードとして、PlayStation 4(以下PS4)を切り捨て、PS5のみの対応にしたことだろう。
『ファイナルファンタジーVII リメイク』がリリースされたとき、PS4はすでに世界販売台数1億台を越えていた。一方、
PS5は2023年12月時点で約5000万台の売上となっている。当然ながら、日本でもPS5を持っている人よりPS4を持っている人が多いだろう。
ゲーム機を持っていない人が多いのであれば、ソフトを買う人が減るのは至極当然だ。
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