北陸新幹線の金沢・敦賀間が16日開業し、午前6時すぎに福井県の敦賀駅から東京駅に向かう最初の列車が出発しました。16日から「北陸応援割」も始まり、観光需要の喚起へとつながるか注目されます。
福井県側の始発駅となる敦賀駅の新幹線ホームで行われた出発式では、発車メロディーが流れたあと、午前6時11分に、敦賀駅の駅長とスペシャルゲストとして参加した俳優の中条あやみさんが「出発進行」と声を合わせました。
東京駅で出発式が行われ、JR東日本の深澤祐二社長が、「能登半島地震で被害に遭った皆様に心からお見舞い申し上げますとともに1日も早く日常に戻れるよう祈念を申し上げます。首都圏や信越地方から北陸地方への流動がさらに活発になり、北陸地方の間でも交流が深まることを期待しています」と述べたあと関係者がテープカットを行い、開業を祝いました。
そして、駅長が、石川県出身の俳優、浜辺美波さんとともに出発の合図を行うと、午前6時16分に下りの1番列車の「かがやき501号」が敦賀駅に向けて出発しました。
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