Switch 2、価格は「6万円以上」との試算
最近にわかにNintendo Switchの後継モデル、通称「スイッチ2」の発表・発売時期に関する噂が相次いでいる。海外メディアEurogamerなど複数の情報源が2025年初頭に発売説を唱えた直後に、日経新聞が「2025年3月にも発売へ」と報じていた。
そんななか、スイッチ2の価格が399ドル~499ドル(約6万円~7万5000円)になる可能性が高いとの予想が報じられている。
もちろん任天堂はスイッチ2の存在を公式に認めていないが、その仕様に関しては多くのリーク情報や推測が届けられてきた。
ざっくりまとめれば、NVIDIAの未発表SoC「T239」(車載用チップTegra Orin=T234のカスタム版)を搭載。NVIDIAのAmpereアーキテクチャを採用し、1280基のCUDAコアを内蔵、サムスンの8nmプロセスで製造するといったところだ。
NVIDIA関係者は、昨年のDigital Foundryによるスイッチ2性能の推測につき、ほぼ「真実の要約として完全に正しい」と述べている。つまり、基本性能はPS4やXbox Oneと同等ながらも、超解像技術により表現力を底上げできる可能性が高まった。
スイッチ2のハードウェアは数年前から完成していたものの、任天堂は現行モデルが店頭から消えるのを待っているようだ。
やはりNVIDIAの情報筋は「私が知る限り、スイッチ2には何の問題もない」「実際、ハードウェアとソフトウェアはかなり以前に完成しており、いつ発売するかについては、もう何年も前から任天堂の胸先三寸だった」と語っているという。
これらの証言は、すべてDigital Foundryの「スイッチ2はRTX 2050内蔵のノートPCに性能が近い」ことを裏付けている。そこからMoore’s Law is Deadは、スイッチ2の価格は399ドル~499ドルになる可能性が高いとしつつ、349ドル(約5万2000円)でも少しは利益が出ると試算している次第だ。
gadget gate
https://gadget.phileweb.com/post-70455/