岸田文雄首相は1日、令和6年の年頭所感を発表した。
明けましておめでとうございます。内閣総理大臣の岸田文雄です。
本年の干支は、「甲辰(きのえたつ)」です。十干の始まりである「甲」と、力強く天に昇る「辰」が合わさる年となります。字のごとく、新たな気持ちで山積する課題に立ち向かい、内外のさまざまな分野で、日本を力強く発展させていく年にしたいと思います。
今まさに、わが国は大きな変化の時代を迎えています。しかし振り返れば、明治維新、戦後復興、高度成長期など、日本は大きな変化の時代に、その流れをつかみ、「変化を力」にしてきました。令和の時代にもう一度、経済でも、社会でも、外交関係でも、「変化を力に」して、「明日は今日より良くなる」と国民の皆さまが信じられる時代を実現します。
国民の皆さまの一層のご理解、ご協力をお願いするとともに、本年が皆様方にとって良き年となりますよう、ご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
産経新聞
https://www.sankei.com/article/20240101-YYXSX3ZTTVMSPLFOKWIW5PHUFA/