●異例!8月からインフルエンザの感染拡大が始まった
通常、インフルエンザは11月後半から感染が増え始め、年を越えた1月から2月にピークを迎えますが、2023年は8月後半から増え始めました。
原因のひとつと考えられているのが、インフルエンザに対する「集団免疫」の低下です。
集団免疫とは、ある感染症に対して社会全体が防御する力のことです。
人口の一定以上の割合の人々が、過去の感染や予防接種によって、ウイルスなどに対する免疫を持つと、感染者が出てもほかの人へ感染する可能性を減らすことができ、流行の拡大は収まるか、ゆるやかなものにできます。
ところが現在は、インフルエンザに対する集団免疫の低下が、とくに若年層で顕著になっています。
NHK健康ch
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1636.html
出典:www.nhk.or.jp