ベストセラー作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げ、名古屋市の河村たかし市長が共同代表として加わった「日本保守党」が11日夕、大阪市のヨドバシカメラマルチメディア梅田前で、初めての大阪街宣を行った。
3氏の演説に聴衆は盛り上がったが、想定以上の人々が集まり、大阪府警からも中止要請があり、約30分ほどで中止となった。同党の勢いが感じられた。
「やっと、大阪、関西にあいさつに来ることができた。日本はこの30年間、サラリーマンの給与が全然上がっていない。大阪も同じです。これは大変な問題です。『日本を豊かに、強く』するには、大阪をもとのように豊かに、強くするしかない。そのために日本保守党を立ち上げた」
事務総長の有本氏は最初にマイクを握り、こう訴えた。背後などのデッキ上を入れると、数千人から1万人を超えそうな聴衆からは拍手と、「そうだ!」「日本を立て直すぞ!」といった声援が上がった。
「私が日本保守党を立ち上げたのは、いろいろ理由がありますが、今のままでは日本が壊れるからです。半年前までは、政治の世界に入るなんて、微塵(みじん)も考えていなかった。今年6月、天下の悪法・LGBT法の可決を見て、『日本の伝統と文化、偉大な素晴らしい国、これが壊れてしまう。なんとかせないかん』『腹立つから、もうやるしかない』と」
zakzak
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