ジャニーズ会見「NGリスト」、テレ朝「報ステ」もトップ報道 大越キャスター「会見の信頼性を台無しに」
創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題で、ジャニーズ事務所が2日に開いた記者会見で、特定の記者を指名しないようにするための「NGリスト」があったとNHKが4日のニュース番組で報道。同日のテレビ朝日「報道
ステーション」でもこの問題をトップで報じ、大越健介キャスター(62)は「会見の信頼性そのものを台無しにする行為に等しい」とコメントした。
報道によると、NGリストには、指名しないように複数の記者やジャーナリストの名前や顔写真が掲載されており、実際に挙手し続けながら指名されなかった記者らの名前もあった。同事務所から会見の運営を任されていた
会社側が会見場に持参していたという。
大越キャスターは「ジャニーズ事務所はこのNGリストに関与していないとしていますけれども、この会見を運
営していた会社が予め質問から特定の記者を排除してその通り進行していたということになりますと、会見の信頼性そのものを台無しにする行為に等しいと思います」とコメント。続けて「ジャニーズ事務所が被害者への補償の責任を果たしてグローバルに展開する会社として生まれ変わるというのであれば、この問題を含めてガバナンスの確立へ一層努力をしてほしいと思います」とした。
「NGリスト」について、ジャニーズ事務所はスポーツニッポンの取材に対し「弊社の関係者は誰も関与しておりません」と回答している。
ジャニーズ事務所の回答は以下の通り。(原文まま)
PR会社が作成したと言われる顔写真が入った書類を、私たちは誰も見ておりません。
会見前々日の会議で、本件について打ち合わせが行われた際、媒体リストを持ってこられて、そこにNGと書い
てあったので井ノ原が、「これどういう意味ですか?絶対当てないとダメですよ」と言いました。
するとPR会社が では前半ではなく後半で当てるようにします。と答えました。
そのやりとりをその場にいた役員全員が聞いております。
今回流出した資料は、弊社の関係者は誰も関与しておりません。
見てもおりません。
株式会社ジャニーズ事務所
https://news.infoseek.co.jp/article/sponichin_20231004_0278/