ジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が新たに設立する会社の社長が東山紀之(57)、副社長が元V6の井ノ原快彦(47)で一本化されたことが29日、分かった。関係者によると、所属タレントたちには新体制の方針を報告済みで、10月2日の会見で詳細を報告する見込み。また、ジャニーズWESTの中間淳太(35)が出演番組でグループ名を変更する意向を明かした。
関係者によると、新会社設立にあたり、経営に明るい音楽業界関係者を社長に招聘(しょうへい)すべく数人に打診したが、この日までに合意を得ることができなかったもよう。その結果を受けて、藤島ジュリー景子前社長(57)の後任として今月5日付でジャニーズ事務所社長に就任したばかりの東山が社長、ジャニーズアイランド社長の井ノ原が副社長を務める形で話が一本化したようだ。
新会社はマネジメント事業がメインで、そこに全所属タレントや社員を移籍させ、現在の事務所は被害者の〝補償会社〟として存続する予定。所属タレントには新体制の方針をすでに伝えているという。
10月2日の会見には東山、井ノ原、ジュリー氏らが登壇し、社名変更、新会社設立について公表する見込み。複数の関係者の話を総合すると、注目の名称については6つぐらい候補が挙がり、その中から決めたようだ。
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