柔軟仕上げ剤や洗剤、香水などに含まれる化学物質に過敏に反応し
せきや頭痛、吐き気などに苦しんでいる人たちがいる。
最近少しずつ名前が知られるようになった「化学物質過敏症」だ。
化学物質はさまざまな物に付着したり、空中を漂ったりしているため、発症すると日常生活に支障を来すという。
症状に悩む女性と出会い、現状を取材した。(綱嶋葉名)
「日常生活で行けない場所、できないことが多い。本当にしんどいです」
神戸市内の会社員、田中里美さん(47)=仮名=がつぶやく。
以前から、建材などに含まれる化学物質が原因とみられるせきに悩まされていたという田中さん。
現在暮らすマンションは、建材などを調べた上で購入した。壁紙の塗料にも気を配り、万全を期してきた。
しかし、しばらくしてせきが再発。原因を探ろうと、せきが出るタイミングを記録すると
周囲の部屋のベランダから、柔軟剤や洗剤の香りが漂ってくる場面ばかりだった。
続きはソース
神戸新聞
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016211297.shtml
出典:i.kobe-np.co.jp