■潜水艇不明、捜索時に「たたく音」聞こえる
(CNN) 1912年に北大西洋で沈没して深海にある豪華客船タイタニックの残骸を見るツアーに使用されていた潜水艇が行方不明になっている問題で、20日の捜索時に30分ごとに物を激しくたたく音が聞こえていたことがわかった。捜索に関する政府の内部メモが更新されて明らかになった。
■不明潜水艇、5年前に欠陥指摘 訴訟記録で明らかに
ロックリッジ氏は「タイタンの品質管理および安全性、特に船体の試作品についての重要な非破壊検査をオーシャンゲートが拒否したこと」に関する懸念を口頭で経営陣に伝えたが、無視されたとしている。
さらに、オーシャンゲートは水深約4000メートルまで潜行するツアーを計画していたが、前端部にある展望窓は水深1300メートルまでの耐圧性能基準しかクリアしていないとも指摘。「オーシャンゲートは、水深4000メートルまでの潜行に要求される性能基準を満たす展望窓を製作する費用をメーカーに支払わなかった」と主張している。
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