内閣府の調査(2019年)よると、社会との交流を絶ち6ヶ月以上にわたりほぼ自宅で過ごす人の数は115万人といわれ、
潜在的な数を含めると200万人以上という専門家もいる。
「8050問題」とは、80代の親が年金や貯金を切り崩しながら50代のひきこもりの子を養うことを指し、ひきこもりの長期化、高齢化は深刻な社会問題だ。
何らかの原因があってふさぎ込み、それが常態化し、長引けば長引くほど社会生活に戻りにくくなる。
当事者はもちろんその家族の息苦しさ、絶望感は計り知れない。
ひきこもりのきっかけは、人間関係のほか仕事や受験の失敗など多岐にわたるが、根本にあるのは親子の関係性だと坂さんは話す。
https://www.daily.co.jp/society/life/2023/01/09/0015951106.shtml