下着の色指定や髪の黒染め強要といった、子どもらへの人権侵害の恐れがある「ブラック校則」。
見直しを促そうと、千葉県流山市の植山良さん(39)が校則のデータベースサイトを立ち上げた。
「多様性を認め合う時代におかしなルールが多過ぎる」と情報公開請求を活用して制作。
全国の学校を対象とすることを目指し、まずは千葉県立の119高校分を公開した。(加藤豊大)
◆職員室に入る時には防寒着を着てはいけない…
「授業中はもちろん、職員室等に入室する際は防寒着の着用を認めない」「生まれつき自然の癖毛及び髪色のものは
『地毛届』に幼少時の写真を添付して生徒指導部に届け出る」「校外の団体に加入したり行事に参加したりするときは
願い出て許可をうける」。サイトで見られる同県立高校の校則の一例だ。
「言い方は悪いが、根拠が分からない変な校則は面白がられてネットでバズる(話題になる)。学校が外部の目を意識し
内側から変わるきっかけをつくりたい」。植山さんは開設の狙いを語る。
サイト名は「School(スクール) Rules(ルールズ) Database(データベース)」。高校名ごとか「服装」「頭髪」「校外活動」
といった分類ごとに、校則が参照できる。「ブラック校則」の分類はない。「どれがブラックなのか、見た人それぞれが考えて
ほしかった」からだ。
続きはソースで
東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224081
出典:static.tokyo-np.co.jp