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「最近、半額シールが貼られるのを待つ人が増えたように思います。あらかじめ弁当や惣菜に狙いを定めていて、店員さんが値引きシールを貼り始めると、それについていく人たちもゾロゾロ……。これまでは値引きシールが貼られた商品でも、売れ残っていることがあったのですが、最近はほぼないですね。あっという間にすべて刈り取られてしまいます。競争率が高くなっているのを実感します」(Aさん)
Aさんの自宅近所にあるスーパーでは、値引きに“段階”がある。例えば惣菜なら、まず20~30%引き、それでも残ったものが後に半額に。生鮮食品だと5~10%引き、20~30%引き、そして半額というステップを踏む。その時間帯がほぼ決まっているからこそのマナー違反も頻発しているようだ。
「20~30%割引の段階で、商品をかごに入れておいて確保する人が増えました。半額シールを貼る時間になったら、それを店員さんに差し出して、上から半額シールを貼ってもらうという手口です。見ていると、1、2品なら店員さんも対応してくれているようでしたが、さすがに10品以上出してきた客には、『いつからかごに入れていたんですか? 他のお客様に迷惑がかかります』と注意されていました。
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出典:www.moneypost.jp