生産現場の改善活動から日本が生み出した改善プロセスにPDCAサイクルというものがあります。
日本では生産現場のみならず、ほとんどの企業でPDCAという言葉が使われているのではないでしょうか。
PDCAとは、繰り返し実施するルーチン業務を改善するために最適な手法です。
計画(Plan)に基づいて実行(Do)し、振り返り(Check)をもとに改善(Action)することで、同じことをより上手に実行できるようになります。
しかし、毎回新しいことを実施するプロジェクトにおいては、PDCAでは成果を出すことができません。
さらに、プロジェクト自体の実行難易度も年々高まっていて、そのチームリーダーには、毎回異なるテーマに取り組みながら、
社内外の多様なメンバーをまとめるスキルが求められています。
また、プロジェクトのゴールも曖昧で、プロジェクトメンバーでゴールを模索することが求められることも多々あります。
米国でもかつては製造現場などでPDCAのような改善プロセスが使われていましたが、
産業構造が変わったことに伴って使われなくなっています。
なお、PDCAという用語は海外では一切使われていません。
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