週刊新潮で“性加害疑惑”が報じられたサッカー日本代表・伊東純也の状況が変わりつつある。
「週刊文春が報じたダウンタウン松本人志さんの“性加害疑惑”もあり、伊東さんの件もセンセーショナルに報じられました。『次は伊東か……』といった声もあったほど。新潮側も文春同様、裁判になっても『真実相当性ならこちらに分がある』と考えていました」(事情を知る出版関係者)
「よほど加藤弁護士は自信があるのでしょう。同氏は『新潮もAさんらの証言にダマされた』という理論で、ターゲットを告発者に絞った。
これは訴訟を想定していた新潮側としては大誤算。AさんBさんも激しく動揺していたそうです」(スポーツ紙記者)
一部ではそれまで密接な関係だった新潮とAさん、Bさんサイドの間に“すきま風”が生じているという情報も。加藤弁護士が狙った“揺さぶり”は成功しているようにも見える。
その間も、メディアでは事件後のBさんの肉声テープや、伊東サイドと告発女性の話し合いの中で、Aさんのスポンサーを名乗る第三者が“介入”してきたことなどが報じられた。
この第三者について、3月6日配信の『FLASH』は
「親切にしとんのに、その態度はなんや」
「どうなっても知らんで」
と、伊東のマネージャーに対して、関西弁でまくしたててきたと書いている。
対して、新潮は初報以降、検証記事を出すだけにとどまっている。関係者によると
「ネタ枯れというより、Aさんらに対する誹謗中傷がひどく、新たな主張をすればさらに悪化すると考えているためです。バッシングは新潮社にも及んでおり、抗議電話は鳴りやまず、記事に関わった記者の個人情報まで晒される事態となっている。これも新潮側の誤算。ここまで世論の反発があるとは思ってもみなかったそうです」