近年事故が増えている自転車について、警察庁は、信号無視など悪質な違反をした16歳以上を対象に「青切符」を導入する方針を固めた。2024年の法改正を目指す。
警察庁の有識者検討会がとりまとめた中間報告書によると、自転車の違反についても刑事責任が問われる「赤切符」だけではなく、自動車や電動キックボードのように、反則金の支払いを求めるいわゆる「青切符」を適用する。
対象年齢は16歳以上となり、これまでも違反が目立った、信号無視、一時不停止、遮断踏切の立ち入り、歩道通行などのほか、新たに携帯電話の使用が対象となり、反則金は5000円から1万2000円程度となる見込みだ。
ただ、携帯電話の使用で事故につながる危険な行為は、酒酔いや酒気帯び運転と同じ「赤切符」の対象となる。
FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/633118