世界遺産・厳島神社がある宮島(広島県廿日市市)を訪れた人から、1人100円を徴収する「宮島訪問税」が10月1日に導入される。
税収は環境整備などに充て、住民生活に影響が出るオーバーツーリズム(観光公害)にも対応して、持続可能な観光地づくりに備える目的がある。
宮島訪問税の徴収の対象は主に観光客だ。島民や島への通勤・通学者、未就学児、障害者、修学旅行生らは除く。
宮島口のフェリー旅客ターミナルで、100円が上乗せされた往復乗船券(大人500円)を買う形が主となり、交通系ICカードでは自動改札の通過時に自動徴収される。翌月にフェリー会社が、1カ月分を市に一括納付する。
朝日新聞
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