都会の喧騒を離れ、一人静かに自由な時間を過ごすことができるソロキャンプ。そんな魅力を求める女性のソロキャンパーが増えている一方で、「勝手にテントに入られた」などと女性ソロキャンパーへの信じがたい迷惑行為の話も聞こえてくるようになった。
~略~
そんな小山さんは、女性ソロキャンパーへの迷惑行為も多く見聞きしてきた。たとえば、以下のようなケースがあったという。
▽男性が勝手にテントのファスナーを開けて「寒くないですか」「大丈夫ですか」などと中に入ってきたケース。一軒家やマンションなどでやったら犯罪では?
▽「教え魔」とも呼ばれるが、1人で過ごしている女性に「怖くない?」などと話しかけてきて、聞いてもいないのにあれこれとアドバイスするケース。親切心だったとしても、結果的にはソロキャンプの邪魔をしています。
▽たき火中に「教え魔」と思われる男性が近づいてきて延々としゃべり続け、揚げ句の果てにソロキャンプ歴自慢を始めるケース。ここは女性が接客するお店ではありません。
小山さんによると、女性のテント内に勝手に入ってきて5時間も居座り続けた男性もいたそうで、女性の心中や察するに余りある。
こうした行為を控えるように、小山さんはSNSなどで情報を発信し続けてきた。だが、「教え魔はやめましょう」という趣旨の投稿をすると、
「教えてあげているのに何様だ!」
「女のほうが怖いんだよ!」
といった“反論”や、
「女性が大ケガしていてもお前は何もしないのか」
などと本筋から大きく脱線した反応が返ってくることがあるという。
相手が「良かれと思ってやってあげているのに」と一方的に親切心をふりかざしてくることもあり、対応を誤るとやっかいなことになりかねない。
※以下リンク先で
AERA
https://dot.asahi.com/dot/2023042200004.html